反知性主義に関する議論
「反知性主義」という言葉をタイトルに掲げた書籍を、書店の店頭で目にするようになった当時、僕はこの言葉を単なるバズワードだと思って近付かないようにしていた。
が、山形浩生氏の解説によりクリアになった。そういう経緯か。
この第二回で取り上げられている森本あんり氏だが、日系ビジネスオンラインに長文インタビューが載っているので、著書を読む前に読んでおくとオーバービュー的に役に立つかもしれない。
先の山形氏による不定期連作はまだ完結を見ていないのだが、第三回の記事で山形氏が盛大に内田樹氏をディスったことで、様々な議論を巻き起こす。
池内恵氏もFacebook上で内田氏、および内田氏を生み出した日本のアカデミズムの在り方について痛烈な批判を繰り広げている。
池内恵氏の当該投稿
そこに、揉め事大好き芸人である山本一郎氏がすかさず総評を繰り出す。
(1ページ目)内田樹『日本の反知性主義』が酷評されまくる理由 - デイリーニュースオンライン
さすがの芸達者ぶりだ。
さらに別軸で小田嶋隆氏も加わって、なかなかの香ばしさ。
今のところこの記事がよくまとまっているように思う。
この発生源となった山形氏の記事も続きが待たれる状態なので、今後も目が放せない。
もっとやれ。