ASKA氏の映像をテレビ局に提供したタクシー会社の顛末 (12/2 追記)
テレビでは、その逮捕直前のASKA氏の姿として、タクシーのドライブレコーダーによって撮影された映像が公開された。
これを受けて、「なぜこんな映像がテレビ局に提供されてるのか」という問題について話題になった。
これか。タクシードライバーがインタビュー受けるところまではいい(ほんとはそれでもよくないと思うけど)。思いっきりドライブレコーダー提供しとるがな。会社の判断かこのドライバーの判断か。個人タクシーかもね https://t.co/GuwG2ecyhE
— ひえたろう@笑顔と上機嫌こそが最高の化粧 (@hietaro) 2016年11月29日
たかぎひろみちゅ先生も激オコ。
今日からタクシー乗ったら運転手とASKAのことで談笑しましょう。そしてドライブレコーダの件を話題にするのです。この車も撮ってる?マイクどこ?告知や説明はどこ?会社の規定は?運転手個人の裁量?何千何万もの市民が今日から一斉に聞くのです。pic.twitter.com/3OjGVqWBVS
— Hiromitsu Takagi (@HiromitsuTakagi) 2016年11月30日
そして、運転手の回答がどんなだったか、タクシー会社名と共にメモをとるのです。後に一定期間をおき(タクシー各社が全運転手に箝口令を敷いてしまうのを避けるため)、Twitterに報告しましょう。これは何ら規制されていない市民の自由であり、タクシー会社を皆で評価するのは市民の権利です。
— Hiromitsu Takagi (@HiromitsuTakagi) 2016年11月30日
この関東運輸局担当者の対応について国土交通省本省に抗議しましょう。衆参国土交通委員会の国会議員に働きかけるのも効果的と思われます。 https://t.co/iTJxHhRGcM
— Hiromitsu Takagi (@HiromitsuTakagi) 2016年11月30日
ほかにも、過去の判例に照らして明確な法令違反であることを指摘するツイートも。
過去に、松本人志氏が「プライベートでAVをビデオ店で借りるところ」を写真週刊誌に掲載され、訴えたことがあった(ちなみに勝訴)。訴えた理由は「監視カメラの映像から使ったこと」だった。至極真っ当。今回のタクシーのドラレコ映像の件も同じ。そりゃ、持ち込まれても流しちゃダメでしょう。
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2016年11月30日
これらの非難の声を受け、当該タクシーが加盟するタクシーグループであるチェッカーキャブが謝罪を発表。
まさに瞬殺である。
これに対して、こんな感想も。
当グループ加盟の1社がどこなのか発表せなあかんやろ。
— 猫組長 (@nekokumicho) 2016年11月30日
また、突撃メディアのBuzzFeeDも追っかけ取材をおこなっている。
(追記)
テレビ局は、この映像を放送したことについて、寝言を言っている。
何がどう解釈したら、この映像に「公益性」があるというのだろうか。
なお、タクシー会社が映像をテレビ局に提供したことについて、国交省が動いた。
まあ、そりゃそうだろ。ダメなもんはダメ。